あなたは株をやる場合にファンダメンタルズ要素を重視しますか
それともテクニカル分析に重きをなしますか
人によって考え方がちがうと思います。
ファンダメンタルとは「経済の基礎的条件」「基礎」とか「基本」という意味です。
企業の基本的なデータでおしはかろうとするものです。
データがよければよいほど株価は上昇して、
反対なら下がっていきます。
例えばPBR(株価純資産倍率)です。
一株当たりの純資産に対し、株価が何倍まで買われているかを表したのが株価純資産倍率(Price
Book Value Ratio)です。
純資産総額を総発行株式数で割って出します。
例として、純資産(株主資本)400億円、総発行株式数5000万株の会社の場合一株当たりの純資産は800円で株価が1200円ならPBRは1.5倍です。
これが1を割りますと、その会社は株式会社としての意味はなくなるようなものです。
PBRは会社の資産内容や財務体質を判断するファンダメンタルズの指標のひとつです。
他にPER、ROE、一株利益、有利子負債、キャッシャフロー、設備投資と色々あります。
これに経済成長率、GDP、日銀短観、金利、為替、マネーサプライ、政府の方針、鉱工業生産指数等を総合的に判断して、どの株を、どのくらいの金額で、どのくらいの期間、運用するかスクリーニングして決めるのです。
株をやる上で特別な情報は金持ちや機関投資家に優先的に知らされますので一般の個人投資家が
知るころには天井をつけて下がり始めることになります。
しかしチャートは(テクニカル分析)は違います。
いち早い情報はチャート上に表れます。
チャートは平等です。
それをパターン認識をもってアプローチします。